斉藤崇調教師が、宝塚記念を制したクロワデュノールの凱旋門賞見送りについて詳しく経緯を説明した。先の天皇賞(春)での走りぶりを慎重に検討した結果、秋の欧州遠征を見合わせる判断に至ったとされている。

天皇賞での内容が判断の分岐点

斉藤調教師は、天皇賞(春)でのクロワデュノールの走行内容を重視して見送り判断を下したという。具体的な懸念点については、同レースでの馬の動きや疲労度合いなどが検討材料になったとみられる。宝塚記念での勝利は確かだが、その前哨戦となる天皇賞での状態が、今後のスケジュール決定に大きく影響を与えたようだ。調教師が直に観察した馬の本調子と、レース運びの中で見えた課題が総合的に判断されたと考えられる。海外遠征は馬体への負担が大きいため、最良の状態での臨戦を重視する姿勢がうかがえる。

国内での主戦場選択

凱旋門賞の見送りにより、クロワデュノールは国内での活動に注力することになった。秋の重賞競走として、日本ダービーやジャパンカップなどの大きなターゲットが想定される。これまで国際舞台での活躍が期待されていた一流馬だけに、国内レースでの実績を重ねることで、さらなる評価を固める戦略とも解釈できる。斉藤調教師の説明から、無理な海外遠征よりも、馬の最適な状態を保ちながら国内の大舞台で実力を発揮させることが最善と判断したことが明らかである。今後のレース選択と調教方針が注視される。

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