笠松ダート1400mのC級セレクション、7頭立てのレース。この顔ぶれで最大の着眼点は斤量の差だ。最重馬カーボナードの57kgに対し、最軽量馬ヒルノエルニドは53kg。4kgの差は短距離ダート1400mでは軽視できない。人気順位と斤量のバランスを見たとき、市場が必ずしも斤量負担を正確に織り込んでいない可能性がある。
ジーティーオウカは単勝2.6倍の圧倒的な支持を受けているが、55kg斤量を背負っての走行に注目したい。直近5走で複勝率60%と安定性は高く、塚本征吾騎手との相性も良好だ。ただし、この1400mダートでは最軽量馬群の台頭が阻害されるほどの圧倒的優位性があるかは検討の余地がある。4着が最好成績という点も、確たる支配力を示唆するまでには至っていない。
最軽量53kgのヒルノエルニドは人気2位ながら、オッズ4.4倍で評価される。直近5走で3着・5着・5着・6着・8着と安定こそ欠けるが、最軽量の恩恵は絶大だ。深澤杏花は女性騎手としての技術も定評があり、この馬体での軽快な脚運びが期待できる。東京方面との交流戦経験も活かせるだろう。
54kg族ではトーセンパッソが有力。6月24日の3着実績があり、人気3位での4.9倍は割安感がある。井口裕貴騎手も安定した乗り手で、最近走の6着は展開の影響が大きい可能性が高い。一方、57kg最重負担のカーボナードは実力馬だが、この条件下では他馬に一歩譲る形になりそう。軽量馬が有利な短距離ダートで、斤量差が戦力図を大きく左右するレースと予想される。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 7 | ヒルノエルニド | 人気2位ながら最軽量53kg。直近5走で複勝率60%。深澤杏花の評価と軽負担の組み合わせが有利に働く展開が期待できる。 |
| ○ | 4 | ジーティーオウカ | 単勝2.6倍の1番人気。塚本征吾の信頼厚い馬。ただし55kg斤量で7頭中3番目の負担。安定性は高いが、軽量馬との差は詰まる可能性。 |
| ▲ | 6 | トーセンパッソ | 54kg最軽量級で6月24日に3着実績あり。人気3位での4.9倍は割安感。最近走が6着だが、距離適性とローテーション考慮すると巻き返しの余地あり。 |
| △ | 2 | カーボナード | 57kg最重負担。人気4位6.3倍。東川慎騎手の手綱も、この斤量差では他馬の優位を覆しにくい。展開次第の活躍程度に留まるか。 |
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