ダート1200mの短距離戦。15頭の中堅戦で、1番人気ショウナンカチドキが圧倒的な支持を受けている。単勝2.1倍という数字からも市場の評価は一意見だが、この馬の最大の懸念材料は56.0kgという斤量だ。直近の勝利は4月15日と7月1日だが、両走とも表記から重賞級ではなく通常戦。軽量の恩恵を受けた可能性を勘案すると、今回の負担増がどう作用するか検証が必要である。
ショウナンカチドキの対抗は2番人気スノーキャンドル。3.5倍というオッズは妥当性がある。5月19日の2着、3月10日と12月25日の連勝で基本能力は高く、渡辺和雄厩舎の安定したハンドリングも大きな武器。54.0kg適性斤量も有利に働く。直近7月20日7着の不調を払拭する絶好の機会が到来した形で、巻き返しの一戦として機能するだろう。
3番人気フェスティヴルディと4番人気リッキーフェイスは、単勝8.7倍と10.3倍で市場評価は拮抗している。両馬とも最近走で結果を残しているが、フェスティヴルディは56.0kg斤量と重く、加えて直近9月の着順記録が芳しくない。一方リッキーフェイスは51.0kg軽量で、6月9日2着の実績もあり、短距離向きの素質を感じさせる。しかし今レースではこの二頭よりも、中位人気のリック(5位人気・単勝16.3倍)に目を向けたい。53.0kg適性斤量で、直近4着の内容から上昇気流に乗りかけている。市村誠厩舎の仕掛けるタイミングが合致すれば、前述の本命・対抗とも異なる流れを作る可能性を秘めている。
本番の展開は、ショウナンカチドキの斤量逃げ切りか、スノーキャンドルの中盤差し狙いが軸線となろう。ただし15頭という頭数の多さとダート1200mの短距離性を踏まえると、後方から鋭く仕掛ける馬の台頭も十分考えられる。エイシンラセーヌの3月1着実績も無視できず、堀厩舎の調教意図が最後の直線で花開く可能性も残す構図だ。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 9 | ショウナンカチドキ | 1番人気で単勝オッズ2.1。直近2勝の実績と坂井調教師の手腕から信頼度は高い。56.0kg斤量が課題だが、本田正重騎手の騎乗で対応可能 |
| ○ | 11 | スノーキャンドル | 2番人気で単勝3.5。54.0kg適性斤量で安定した成績。直近の不調を打ち返す場面か。渡辺厩舎の復調パターンに注視 |
| ▲ | 5 | リック | 53.0kg好斤量で5位人気。直近4着も内容あり。市村厩舎の小仕掛けが成功すれば、上位馬との差詰めが期待できる価値馬 |
| △ | 10 | エイシンラセーヌ | 8位人気でオッズ27.6。3月1着の実績と54.0kg斤量の好条件。堀厩舎の別角度での調教から化ける可能性を残す穴馬 |
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