門別ダート1700mで行われるデネブ特別は、8頭立ての中盤クラス戦。ここは単純な人気順評価では危険な構図が見える。1位人気スキャボロフェアーが実力と安定感を兼ね備えているのは確かだが、直近5走で3勝を挙げた成績は過去形。7月23日は5着と失速が始まっており、盤石とは言い難い。
本命に据えるスキャボロフェアーは、調教師川島洋人と石川倭騎手のコンビが築いてきた信頼の結晶。6月~5月の連勝劇から一歩下がった状態だが、57kg斤量で馬体をコントロールする基本に立ち返れば、この面子では相応の評価を失わない。ただし走破力の衰えを見逃すわけにはいかず、1700mの距離短縮が味方するかどうかが分水嶺となる。
一方、2位人気プリュイドール(3.8倍)は55kg軽斤量という恩恵を受ける。矢作芳人厩舎の馬としては近走が不安定だが、7月12日の3着が示す底力は無視できない。坂井瑠星の乗り替わり効果と軽斤量が合致すれば、後半に鋭い脚を繰り出す可能性がある。
注視すべきはレーザーベルン(24.5倍)だ。人気7位とは思えぬほど、8月12日の勝ちは鮮烈。57kg斤量で岩橋勇二が初めて騎乗する新コンビ。調教師小国博行のキャリアと組み合わせば、波乱の筆頭候補として浮上の余地がある。3位ハクアイタワーはここ最近の失速が気になり、建て直しが必要な段階だろう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 6 | スキャボロフェアー | 1位人気で単勝3.6倍。直近5走で3勝。6月18日~5月5日の連勝から足が止まるも調教師川島洋人のキャリアと石川倭との相性、57kg斤量での安定感が評価される。 |
| ○ | 7 | プリュイドール | 2位人気(3.8倍)で55kg軽斤量。矢作芳人厩舎の名手にしては最近不安定だが、坂井瑠星騎手との組み合わせで巻き返しの可能性。展開次第で後続を圧倒する脚力を持つ。 |
| ▲ | 5 | レーザーベルン | 人気7位(24.5倍)だが、8月12日の直近勝ちが重要。57kg斤量で騎乗する岩橋勇二との新しいコンビが軌道修正を図る。波乱の素材として十分視野に入る。 |
| △ | 4 | ハクアイタワー | 3位人気(4.3倍)で57kg。直近は7月18日の8着と失速気味。荻野琢真の騎乗経験が活かせるかどうか、立ち直りが課題だが人気相応の評価にとどめる。 |
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