水沢ダート1400mで実施されるポルックス賞(C1)は、メンバーの実力が比較的均衡した上、軽量馬の活躍が予想されるレースの色合いが濃い。9頭という比較的少頭数での争いとなるだけに、斤量差がそのまま着差に直結するシーンが増えやすい。特に3kg、4kgの軽量化は、ダート1400m程度の距離ではタイム的にも順位的にも大きなアドバンテージになり得るポイントだ。
本命はスピリチュアル。単勝2.2倍の支持を受けるだけあり、直近4戦で3勝という圧倒的な勝率は揺るがない。54kgという中程度の斤量で、脚質を活かす条件も整いやすい。佐藤敏彦調教師の最近の手応えも良好で、レースぶりからは一貫性と体調の良さが読み取れる。前走7月28日の勝利から約3週間のローテーション間隔も最適。山本聡紀騎手との相性も定評があり、ここは抜けた存在として映る。
対抗にはダンシングファイトを推す。4位人気の9.1倍評価では過小評価の懸念が強い。注目は50.0kgの最軽量斤量で、スピリチュアルより4kg軽い。直近2戦の連勝もあり、レース勘は冴えている。女性騎手・斉藤友香を背に、逃げ込みのシーンでどうはまるかが焦点。ダート適性も高く、最後の直線で伸び脚を見せるパターンが想定される。
3番手はトリプルバレル。7月以降の4戦で3勝と、スピリチュアルと並ぶ実績を持つ。5.4倍は妥当な人気だが、56.0kg斤量がやや重めな点、そして前走8月30日の4着が若干気掛かり。ただしダート得意の山本政聡が扱う手腕は定評があり、展開に恵まれれば十分上位争い可能だ。最後の部分は、スパローズやビアンカとの混戦になる公算も視野に。
このレースは上位3頭の実力が抜けており、人気順と実力が合致する傾向が強い。その中で軽量のダンシングファイトがどれだけ買い被せられるかが、このレースの最大の見どころと言えよう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 5 | スピリチュアル | 単勝2.2倍の圧倒的支持。直近4戦中3勝で安定感抜群。54kgの軽量で脚を活かせる位置付け。調教師佐藤敏彦の好調感も後押し。 |
| ○ | 9 | ダンシングファイト | 50.0kgの最軽量が大きな武器。直近2戦で連勝。9.1倍は割安評価。斉藤友香騎手との相性を考えても掲示板内の好走が十分期待できる。 |
| ▲ | 7 | トリプルバレル | 直近4戦で3勝の実績。5.4倍は人気相応。56.0kgの斤量は若干不利だが、7月以降の連勝モメンタムは確かで、展開次第では台頭。 |
| △ | 2 | マーゴットフェスタ | 2位人気の4.9倍。直近は5着と足踏み気味も、過去に2勝経験。56.0kgでやや重めだが、山本聡哉の巧さを信頼し4角目で一考の価値あり。 |
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