大井ダート1600mのC2十11は、12頭による中規模フィールド。直近の戦績と斤量配分から、人気上位馬の優位性が顕著なレースとなりそうだ。特に注目は、単勝2.8倍で圧倒的に支持されるフィリピーヌの動向である。
フィリピーヌは9月3日に1着、その4日前の8月16日に再び1着と、わずか2週間で連勝を重ねている。このペースは同クラスでも類稀で、現在の上昇気流は本物と言えるだろう。斤量56.0kgの重さがあっても、騎手矢野貴之とのコンビが完全に息が合っており、走力の安定感が他馬を圧倒している。直近5走中、9着・1着・1着・2着・9着という波はあるが、ここ数走は確実に頂点に向かう進化を見せている。
2位人気のサンバフレイバー(6.4倍)と3位のアップタウンガール(6.5倍)は、いずれも軽斤量54.0kgの恩恵を受ける立場。サンバフレイバーは6月8日の勝利経験があり、最近の着順も安定しているが、フィリピーヌの勢いに比べると精彩を欠く。アップタウンガールは過去4つの勝ちを含む実績馬で、7月28日と5月13日の勝利も光るが、8月21日の2着以降、本来の輝きが鈍い。いずれもフィリピーヌを下す力は見当たらない。
ベルベットハンマー(10.3倍、6位人気)は、8月31日2着で直近の好走を示す。軽量54.0kgであり、複数着の器としては十分な実績を持つ。本命馬が当たり前のように来ると市場では判断されているが、展開如第では上位争いに絡む可能性も否定できない。6月8日勝利のサンバフレイバーとの関係性も注視すべきだ。
全体として、フィリピーヌの直近連勝は偶然ではなく、実力上昇の表れと考えられる。他馬が追従できるだけの材料に乏しく、推奨馬選定も自然と本命中心となる。ただし軽斤量組が複数頭いることで、展開次第では競り合いが生まれる可能性は存在する。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 4 | フィリピーヌ | 直近2連勝で単勝2.8倍の圧倒的人気。9月3日・8月16日と連続勝利。斤量56.0kg、騎手矢野貴之との相性も良好。安定性が高い |
| ○ | 11 | サンバフレイバー | 2位人気6.4倍。軽斤量54.0kg、6月8日勝利経験あり。最近は着順が安定しており、ベルベットハンマーとの競争が激しいが実力十分 |
| ▲ | 12 | ベルベットハンマー | 8月31日2着で好走。54.0kg軽量。近走で実績を示す。人気6位(10.3倍)だが、直近の上り調子を評価。複数着馬としての活躍期待 |
| △ | 3 | アップタウンガール | 3位人気6.5倍。過去4勝を含む勝負経験豊富。最近は8月21日2着。54.0kg軽量も有利だが、フィリピーヌの直近2連勝に抑えられる可能性 |
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