水沢競馬場のダート1400mを舞台にしたC2二組10頭立てレースは、スピード重視の距離設定と集約された頭数が、馬群の流動性を高めるポイントになりそうだ。この日は単勝2.6倍という異例の低オッズで1番人気に推されたテーオールノワールが中心となるが、斤量配分の細かい有利不利が決着を左右する可能性を見逃してはいけない。
テーオールノワール(9番)の支持は納得の側面が多い。最新の9月8日は4着走で悪くなく、此度56kg定量での出走となる。高松亮騎手との相性も良好であり、前半から積極的に仕掛ける機動力を備えている。ただし2.6倍の低オッズから万馬券を狙う視点では、本命一辺倒は避けるべきだろう。
目を向けるべきは54kg斤量で出走するエムティリラ(1番)だ。3位人気6.0倍という評価は過小と判断できる。佐々木志騎手は軽量を活かした前置き戦法が得意であり、本命より2kg軽いアドバンテージは1400m短距離戦では極めて大きい。直近成績の低迷は気になるが、斤量逆転による回復余地は充分にある。
第三の矢となりうるのがロッサヴィール(5番)である。2位人気5.6倍は妥当な評価だが、56kg最重賦課という負担が足かせになる可能性がある。前走12着は不可解だが、過去の連対実績から巻き返しの地力は残している。展開が味方すれば、中盤からの切れ味が生きるシナリオも想定される。アレグロヴィーヴォ(10番)も56kg定量ながら5位人気9.4倍は割安感があり、流動的な馬群のなかで脚を伸ばすチャンスが転がっている。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 9 | テーオールノワール | 単勝2.6倍の圧倒的人気。最新走は9月8日4着と悪くなく、此度56kg定量での実力発揮が期待できる局面 |
| ○ | 1 | エムティリラ | 54kg斤量の軽さが有利。3位人気6.0倍は過小評価の可能性。安定した配置で前走からの回復が見込まれる |
| ▲ | 5 | ロッサヴィール | 2位人気5.6倍ながら56kg最重賦課。前走12着は低調だが、かつての連対実績から巻き返しチャンスあり |
| △ | 10 | アレグロヴィーヴォ | 5位人気9.4倍で56kg。最新成績は6着と中位だが、展開次第では脚が活きる可能性を評価 |
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