水沢ダート850mは短距離戦による瞬発力重視のレースとなる。ここは圧倒的な支持を受けるハイモビリティを中心に、複数の上位人気馬がひしめく構図だ。単勝2.6倍という最低オッズは、この馬の評価の高さを物語っている。ただし直近4戦は12着・9着・9着・3着と安定性を欠いており、一概に人気通りとは言えない部分もある。
注目すべきは斤量体系だ。ハイモビリティが56.0kg背負う一方で、カンフーダンスとプリモジョーカーは54.0kg、最軽量ではオンザレイディオとタイシロンブレードが52.0kgに設定されている。短距離戦において4kg以上の差は決して無視できず、加速が命となるこのコース適性では軽い馬が有利に働く可能性が高い。
プリモジョーカーは単勝5.1倍の3位人気で、直近4戦の成績が3着・2着・4着・1着と抜群の安定性を誇る。及川良春調教師の現在の調子の良さと、この軽さが組み合わされば、短距離で最後の直線での仕掛けが非常に有効になる可能性が高い。カンフーダンスは最新勝利で上昇気配を見せているが、その前の9着との波が大きく、本番での乗り方が鍵になるだろう。
850mダートという距離特性から、展開次第では軽量馬が後方から差してくるシナリオも十分考えられる。ハイモビリティの人気の重さと、プリモジョーカーの実績の堅さを天秤にかけると、ここは複数軸での検討が有効な一戦といえる。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 1 | ハイモビリティ | 単勝2.6倍の最低オッズ。直近は不安定だが、佐藤敏彦調教師の手腕とこの斤量体系で有利。850m短距離で巻き返しの余地あり |
| ○ | 8 | プリモジョーカー | 3位人気5.1倍。直近4戦で3着・2着・4着・1着と安定感が高い。軽い斤量で展開を読んだ競馬が期待できる |
| ▲ | 2 | カンフーダンス | 2位人気4.5倍。最新勝利が直近で最高のコンディション。軽量54kgで好位を保つ余地があるが、前走9着の動きが懸念 |
| △ | 3 | ロバリアノキセキ | 4位人気5.2倍。直近2走で2着連続と上昇軌道だが、騎手山本聡哉との組み合わせは初見。本番での対応力が未知数 |
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