門別ダート1200mのワレモコウ特別は、A3クラスの短距離戦。直近4戦4勝という圧倒的実績を引っ提げたアンヘルが単勝1.7の断然人気で臨む構図だが、9頭立ての限られた出走頭数と多くの馬が安定性を欠く戦歴を見ると、展開次第では波乱の芽もある。
本命のアンヘルは9月8日・8月20日・7月28日・7月23日と直近4戦すべてで勝利を飾り、現在の門別ダート1200mにおいて他馬を寄せ付けない圧倒的な強さを示している。57kgという斤量増も、この上昇気流の中では大きな負担増とは言い難い。石川倭騎手との信頼関係も深く、2番手以降の馬たちとの力量差は想像以上に大きい可能性が高い。
ただしこのレースの重要な要素は、アンヘル以外の馬たちの直近成績にある。ベラジオゼロは54kgの最軽斤量で本年1月以降3勝と安定した走りを見せており、対抗馬として最適だ。カミハマッテイルは前走9月22日に2着に粘り、55kgで再度登場。中団から脚を溜めるパターンが得意な馬で、ダート短距離の展開次第では鬼門となり得る。ヤマニンパッセも直近6戦の戦歴は浮き沈みが大きいが、前々走2着の素質は健在で、55kgの軽斤量が吉と出れば上位争いに絡む力はある。
9頭立てという限定的な頭数が本命の逃げを助長する可能性がある一方、阿吽の呼吸でアンヘルを試すかのような馬たちの動きも予想される。ベラジオゼロやカミハマッテイルが序盤から動き、ペースアップによって本命を牽制するシナリオも十分ありうる。それでも実績の差は歴然だが、参考値としての妙味は確実に存在するレース構図である。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 6 | アンヘル | 直近4戦4勝の圧倒的実績。オッズ1.7で断然人気も妥当。57kgの斤量増も実力で吸収可能な上昇気流。 |
| ○ | 8 | ベラジオゼロ | 54kgの軽斤量と直近4戦で3勝。本命への対抗馬として申し分ない。岩橋勇二騎手の信頼も厚い。 |
| ▲ | 7 | カミハマッテイル | 前走2着で調子上昇中。55kgの軽斤量が利点。人気4位のオッズ7.2に対し実力充分。中団から差す流れに期待。 |
| △ | 1 | ヤマニンパッセ | 直近6戦で1勝と安定性に欠くが、前々走2着の持ち前有り。55kgの軽斤量で着順回復の可能性も。 |
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