川崎ダート1500mで行われるC1戦。11頭が集う短距離ダート戦となるが、この面子では人気馬の信頼度が意外と低く、穴を探る価値がある一戦だ。単勝オッズの上位3頭(クレバス3.7倍・エルフィダンス4.4倍・ブラッドライン4.8倍)の間に明確な力の差を感じさせず、むしろ第4番人気アーサの6.4倍の方が説得力があるほどだ。
本命に選んだブラッドラインは、市場の評価よりも高く評価する理由がある。56kg斤量を背負いながら、直近の着順は7着・10着・取り消し・10着と一定の成績を保っている。田島寿一調教師は古馬ダート戦での実績が豊富で、このクラスの馬たちを手なずける手腕は定評がある。一見すると直近成績が平凡に映るかもしれないが、与えられた負担を考慮すれば上位ポジションでの着順は妥当だ。何より、オッズが低すぎないという点が信頼の証だ。
対抗のクレバスは最後発の3.7倍。久保秀男厩舎の常連馬として期待値は高いが、最直近の9月10日着順11はいただけない。8月20日の7着以降、成績が安定していない状況が懸念される。それでも短距離戦での基本的な適性は疑いようもなく、好転の可能性は残る。第3候補のシトロンヴェールは武井和実調教師配下で、9月11日の9着以降の成績から見ると上昇基調と判断できる。56kg斤量も気になるが、この馬の場合はダート適性の高さが補って余りある。
レース展開を考えると、短距離ダート特有のハイペースが予想される。その中で56kg層の脚を活かせる馬が後半に力を発揮する流れが最も自然だろう。エルフィダンスの低迷が続くなか、ブラッドラインとシトロンヴェールが後方から抜け出すシナリオに注目したい。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 6 | ブラッドライン | 3番人気の低評価に注目。56kg斤量を背負いながら直近で7着・10着と着を収め、レース経験が豊富。田島調教師管下での安定感が高い |
| ○ | 2 | クレバス | 単勝3.7倍の1番人気。久保秀男調教師の信頼が厚く、最近の着順こそ振るわないが、基本的な実績は本レース水準では上位級。地力の高さは否定できない |
| ▲ | 7 | シトロンヴェール | 56kg負担で5番人気の割安感。武井和実調教師から送り出される実績馬で、直近6着の成績から見ても上昇気流にある可能性。中盤の脚を活かせるダート適性も魅力 |
| △ | 11 | エルフィダンス | 単勝4.4倍の2番人気。54kg軽量ながら直近成績は11着と物足りず。古岡勇樹騎手の乗り替わりで活性化の余地はあるが、前走の内容から判断すると慎重評価が妥当 |
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