名古屋ダート1700mで行われる菊花開特別(A)は、圧倒的オッズを背負うスターペスショウマが支配的だ。単勝1.6倍の指数は名古屋では極めて異例であり、馬体評価と成績が完全に市場に買われている。直近4戦で3勝1着2着という記録から見ても、安定性は本物。望月洵輝騎手との相性も良好で、57kg定量での走行パターンが既に確立されている点が強い。
ただし、このような低オッズ選出には常に落とし穴がつきまとう。本命の対抗として考える必要があるのは、人気2位のロックマジェスティだ。3.6倍という価格帯は妥当だが、直近走(9月18日)での8着という凋落がやや懸念される。しかし過去の勝ちぶりを見ると、7月28日と6月4日の勝利から分かる通り、この馬が本調子に入れば3着以内は確実。57kg負担は変わらず、大畑慧悟騎手とのコンビも信頼に足る。復調一戦として、本命機を狙う馬として評価したい。
ここで注目したいのはベレーザフィンの台頭である。人気4位(13.5倍)ながら、直近1走(9月29日)での勝利は見過ごせない。55kg軽量というのは、ダート1700mの中距離戦では加速力を如何なく発揮できる数字であり、9月の好走ラッシュの延長線上にある。木之前葵ではなく丹羽克輝騎手に交代した前走で勝ったという点は、新しい騎手との化学反応が良好であることを示唆している。展開次第では、スターペスショウマとロックマジェスティのぶつかり合いの隙を縫うダークホース候補として機能する可能性を秘めている。
4頭立ての本戦では、スターペスショウマの圧倒的有利を前提としつつも、ロックマジェスティとベレーザフィンの2頭に対抗能力があることを認識する必要がある。ムーンスカイ(人気3位・9.7倍)は直近4走が着外に沈んでおり、単なる人気先行とみられる。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 6 | スターペスショウマ | 単勝1.6倍の圧倒的人気。直近4走で3勝1着2着と安定感抜群。57kg定量で力を発揮できる体。 |
| ○ | 9 | ロックマジェスティ | 人気2位(3.6倍)だが直近走は8着と低迷。ただし過去の勝ちぶりから復調の可能性あり。57kg体で重量対応。 |
| ▲ | 7 | ベレーザフィン | 直近1走で勝利。人気4位(13.5倍)ながら55kg軽量で加速力期待。9月好走の流れを継続できるか注目。 |
| △ | 1 | ムーンスカイ | 人気3位(9.7倍)だが直近4走は着外。57kg定量で底力は保持も、現状の成績ラインでは信頼性に欠ける。 |
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