笠松ダート1400mで行われるデビュー馬未勝利戦は7頭が参戦する小規模レース。出走馬の成績ばらつきが大きく、一筋縄ではいかない混戦が予想される。単勝人気は ベラジオホームラン(2.0倍)とシャッターチャンス(2.8倍)に二分されているが、その傍らで見落としやすい好材料を持つ馬が存在する。
本命に据えるのはフォイツである。単勝8.2倍の3位人気で、各出走馬の中で最も軽い53kg斤量が最大の武器。デビュー前の調教でも評価が高く、笹野博司調教師の手厚い育成が感じられる。直近5走で着順が4・4・6・4・5と、外れることは多いが着数の安定性が目立つ。何より騎手井口裕貴はダート短距離での加速力活かしが定評で、この軽量が活きるレース展開であれば確実に買える。
対抗にはシャッターチャンス。2.8倍で人気も高く、直近の8月27日に2着を記録している。加藤幸保調教師の馬は調子が上向き傾向で、54kg軽量という斤量バランスも悪くない。深澤杏花騎手も笠松での着数は多く、展開次第では差し脚で届く可能性が十分にある。ベラジオホームランは1位人気ながら、単勝2.0倍という極度の支持をなぞるだけでは判断に乏しい。直近2走で2着3着と好走しているが、前走から着順が下ぶれ気味で、この メンバーで果たして先行できるかは問題だ。
エルジェムは4位人気で単勝11.5倍。最軽量から0.5kg上がるだけの54kgながら、成績のばらつきが大きく予測困難な部分がある。栗本陽一調教師の調整力は信頼に足るものの、このメンバーの中では後発組と見られる。小規模頭数だからこそ、誰もが想像する馬より、実績に基づいた軽量馬の活躍余地を優先すべきレースといえるだろう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 5 | フォイツ | 53.0kg最軽量で斤量メリット。過去成績は4着が目立つが着数の安定感が光る。加速力に定評のある騎手井口との好相性が期待できる。 |
| ○ | 7 | シャッターチャンス | 単勝2.8倍の人気馬。54kg軽量で近走2着を記録。調教師加藤幸保の手腕とディープインパクト血統の安定性が強み。展開次第では差し届く。 |
| ▲ | 3 | ベラジオホームラン | 1位人気2.0倍の筆頭候補。近走で2着3着と連好成績。ただし前々走着順5は懸念。展開に左右されやすい面があり、実力通りいくとは限らない。 |
| △ | 4 | エルジェム | 54kg軽量で単勝11.5倍。過去成績のばらつきが課題だが、調教師栗本陽一の調整力が買い。穴狙いの候補として検討価値あり。 |
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