金沢4Rダート1400mは12頭立ての本州初トキ放鳥記念賞・B2特別。ここまでのレース構成から、スピードを要求される短距離戦となることが予想される中、1番人気ブーディガが圧倒的オッズで推奨されている。ただしオッズが低いだけに、本当に信頼に値する根拠を問い直す必要がある。
ブーディガは確かに単勝2.3倍という破格の支持を集めている。55.0kgという軽斤量が武器で、ディープインパクト×ディープインパクトの血統背景も、このクラスでは十分な底力を秘めている。しかし直近成績は10月5日に7着、その前は8月中旬に16着と、不可解な敗戦が連続している。人気一極集中の背景には、この馬の基礎能力への信認があるのだろうが、不安材料を払拭しきれていない状況だ。
対抗筆頭は3位人気のアギト。オッズ8.0倍という割安評価は、直近3走での着順(8着・3着・5着)から見ても納得いく。特に9月22日の3着、8月11日の1着という実績が示す通り、57.0kg斤量を背負っても競争力を失わない馬体だ。加藤聡一騎手とのタッグも悪くなく、安定感ではこの馬が最上級といえるだろう。人気順位より評価を高めるに足りる根拠が揃っている。
伏兵として注目したいのがタンジェントアーク(9.0倍)とミヤギロード(18.3倍)。前者は9月8日の1着成績を持ち、柴田勇真騎手による積極的な中盤からの仕掛けが武器。後者は直近10月19日3着の好走で、ディープインパクト系血統の底力が徐々に花開く兆しを見せている。12頭の中でも実力が拮抗しているだけに、ブーディガへの一点集中ではなく、中団勢との組み合わせが狙い目となる展開が濃厚だ。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 11 | ブーディガ | 単勝オッズ2.3倍の圧倒的1番人気。55.0kgの斤量軽減で走力を引き出しやすい体制。母父ディープインパクト血統の底力が信頼材料。 |
| ○ | 7 | アギト | 人気3位ながらオッズ8.0倍の割安評価。57.0kg斤量を背負いながら直近3走で2着・3着と好走。加藤聡一騎手との相性も良好な信頼できる一頭。 |
| ▲ | 5 | タンジェントアーク | 4位人気ながら9.0倍のオッズ価値あり。直近5走で1着を含む成績で、柴田勇真騎手の手腕が活きる可能性。中盤から前に出る競馬で対抗力あり。 |
| △ | 10 | ミヤギロード | 7位人気ながら18.3倍。直近レース3着の好走から勢い。57.0kg斤量下でも、ディープインパクト血統の底力と最近時の上昇曲線が魅力の穴馬。 |
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