ダート1500mの鶫賞は13頭立てで繰り広げられる3歳戦。テセラグラディウスが圧倒的な人気を集める中、軽斤量馬の台頭と展開次第での波乱が視野に入る一戦となりそうだ。
本命のテセラグラディウスは直近5走中3勝と驚異的な成績を収めており、特に6月から7月初旬にかけての連勝劇が際立つ。先週末の7月31日も2着と好走しており、下げ相場ではなく上昇気流のさなかにある印象。54kg同一斤量の条件下、調教師高橋宏征の継続した指導を受けながら、矢印を示した騎手佐野遥久との相性も構築されつつあるはずだ。川崎ダートのコース適性も既に実績で証明されている。
注目すべきは、ジーカンピオーネとオンナユメラクが占める54kg帯の軽斤量グループ。前者は7月29日の4着を筆頭に、4月以降の着順が振るわないものの、モズアスコット×Urban Sea系という血統構成が坂路対応を想起させる。西啓太騎手の調教師鈴木義久との継続体制も信頼に足る。後者は2番人気だが、直近2戦の9着・3着は展開不運の可能性が高く、1月から2月の勝利を想起させる矢野貴之の騎乗に期待したい。
56kg軽斤量の馬たちの中では、ブルーオーシャンが人気の3番に位置するが、直近での一貫性は数字ほど強くない。むしろグラズヘイムが7月29日に7着を喫したものの、5月の勝利経験を持つ点が気になるところ。アメリカンサンデーも6月18日の勝利を背景に、中越琉世騎手とのコンビで低いオッズながら底堅い。この層との競合展開によっては、軽斤量の有利性がさらに活きることになるだろう。
全体的には中距離適性の高い馬が揃った顔ぶれで、ペースが適度に上がる展開ならば軽斤量馬の優位が明確になる。テセラグラディウスの単勝人気に対抗する軽斤量2頭への投資も、十分な説得力を持つレース構成となっている。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 1 | テセラグラディウス | 単勝3.3倍の1番人気。直近で2勝を含む好調ぶりを見せており、安定した斤量54kgと調教師高橋宏征の継続した指導体制が信頼の根拠。 |
| ○ | 13 | ジーカンピオーネ | オッズ9.8倍・4番人気。単勝人気以上の評価も視野に入る逸材。最近着順不安だが、54kg軽斤量で西啓太騎手の巧みなハンドリングに期待。 |
| ▲ | 4 | オンナユメラク | 2番人気・オッズ4.5倍。直近2戦が不振だが、2月の勝利経験と矢野貴之騎手の相性の良さが魅力。軽斤量54kgで浮上の可能性あり。 |
| △ | 3 | ブルーオーシャン | 3番人気・オッズ6.6倍だが、56kg重斤量が課題。直近2戦で2着・5着と力を見せているが、坂路での加速力に疑問符が残る。 |
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