盛岡ダート1200mのC2七組は、10頭が集う比較的小頭数のレース。単勝オッズから明確な上位層が形成されており、市場の見方は一貫している。ただし直近成績を丹念に追うと、人気順位と実績の乖離が浮かび上がる点が興味深い。
本命に推すトリクロマティックは、単勝2.3倍で圧倒的支持を集めているが、その評価は妥当と言えよう。直近5走中2着・6着・7着と掲示板常連で、何より最終成績が示すように走力の底上げが確認できる。56.0kg斤量は決して軽くはないが、この馬の絶対能力を前提にすれば、むしろ体を張った出走であり、調教師及川良春の準備も綿密と推察される。ダート適性も良好で、1200m短距離での立ち上がり勝負では有利に働くはずだ。
対抗のバララララララは3.5倍で人気を二分。直近3走が6着・2着・3着と上昇曲線を描いており、特に8月16日の2着は本命との力差を測る好指標となる。騎手山本政聡は安定感のある扱い手で、何より54kg軽量という恵まれた条件が、スピード戦での優位性を保証している。展開次第で先行から抜け出すシナリオも十分あり得る。
サクラトップスカイは5.5倍でありながら、8月23日の2着成績が鮮烈だ。56kg斤量で好走した点を評価したい。騎手菅原辰徳は盛岡の本拠地騎手として地の利を活かし、中団からの差し脚で押し上げるタイプ。本命・対抗の着差をじっくり詰める余地がある。末脚型の馬として、レース序盤で無理な追い込みをせず、直線での勝負に照準を合わせるだろう。
4番手候補のカットビホッキマンは、単勝9.6倍。8月を通じて3着・3着の掲示板常連で、確実性が売りだ。ただしここまでの成績から判断する限り、上位馬との力差は否めず、掲示板内での競争が現実的な着地点となろう。いずれにせよ、本命が本来の走力を発揮できれば、その後ろで堅実に粘る展開が想定される。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 10 | トリクロマティック | 単勝2.3倍の圧倒的支持。直近好走歴と56.0kg斤量で体を張る意思を感じさせる。ダート適性と安定感が評価の中核 |
| ○ | 8 | バララララララ | 3.5倍の2番人気。8月16日・19日の連続掲示板&54kg軽量乗り。速度感では本命に肉薄、展開次第で逆転狙える位置 |
| ▲ | 1 | サクラトップスカイ | 5.5倍の3番人気。8月23日2着で本賞金も積める。菅原辰徳との相性が高く、中団からの援護射撃候補として機能性あり |
| △ | 6 | カットビホッキマン | 9.6倍の4番人気。8月の連続3着で安定性高い。一線級との力差は否めないが、掲示板常連として堅実さで優位性を持つ |
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