大井12Rの永代橋賞は12頭による競争馬中心のダート1200m戦。短距離ながら平坦なコース設定で、スピード能力と切れ味、そして3角から直線にかけての位置取りが勝敗を左右しやすい。フルゲート近い頭数のため、中盤の流れが急速化する可能性が高く、自在性を持つ馬と流れに強い馬の二極化が予想される。
人気1位のロンギングナイスは単勝3.1倍で圧倒的支持。7月21日は出走中止だが、その前の6月29日・6月8日は連続2着と好調キープ。バンブーエール産駒としてダート適性が高く、吉井章騎手は短距離での立ち回りに定評がある。56.0kgの斤量も同馬にとって標準的で、斤量差による有利不利は考えにくい。ここは直線での末脚の切れ味が決め手になる可能性が高い。
ヘルメースは単勝5.5倍で人気3位ながら、直近の8月15日に2着を奪取している点が無視できない。矢野貴之騎手は斤量配分の軽い馬でスイッチを入れるのが巧く、ファインニードル産駒のしなやかさと相まって、後方からの脚の利かしが鮮烈になりやすい。ロンギングナイスへの対抗馬として現在地は過小評価されている可能性がある。
ジューンドラゴンは人気2位(4.3倍)の本線馬だが、6月29日の12着が懸念材料。ただし前後の走りで6月8日4着、5月1日2着と比較的安定しており、単なる不調ではなく馬場変化への対応ズレの可能性もある。達城龍次騎手のクレバーな立ち回りで上位争いに食い込む余地は十分。ルソレイユはケイアイカペラと兄弟姉妹的な血統(ビッグアーサー)だが、過去成績で安定性を欠く点が判断の分かれ目となる。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 4 | ロンギングナイス | 単勝3.1倍の人気1位。斤量56.0kgで直近2走は2着・2着と安定。吉井章騎手との相性も良く、短距離得意のバンブーエール産駒。ダート1200mの適距離性が高い |
| ○ | 11 | ヘルメース | 直近走で2着確保し、人気3位(5.5倍)と評価割れ。矢野貴之騎手は斤量管理上手く、8月15日の好走から上昇気配。短距離戦での切り抜けて位置取りが秀逸 |
| ▲ | 7 | ジューンドラゴン | 人気2位(4.3倍)の本線馬だが、6月29日に12着と大敗がネック。達城龍次騎手は切り替わしが得意で、トランセンド産駒は距離対応力あり。復帰向きの条件整備 |
| △ | 12 | ルソレイユ | 人気4位(6.4倍)。ケイアイカペラ(6番)と同じくビッグアーサー産で馬体構造は類似だが、過去成績の安定性でケイアイカペラに劣後。藤田凌騎手との相性検証が必要 |
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