佐賀ダート1300mで行われるUATENA賞(C2)は、12頭が集った中距離路線の一戦。メガクロームが単勝2.8倍で圧倒的な支持を集める展開となっており、本命争いはほぼ決した様相を呈している。ただし、この顔ぶれの中では軽斤量馬による番狂わせの可能性も無視できない。
メガクロームの強さの根拠は、まずこのクラスでの頭一つ抜けた実力にある。最近4戦では8着7着12着取消8着と、やや振るわない成績が並ぶが、これはC2という低クラスでの過度な人気買いによる上昇一気の側面が強い。当舞台ではメンバーが大きく入れ替わっており、本来の走力を発揮できる環境が整っている。田中直人騎手も乗り慣れた馬との関係が築けており、56kg満鉄での中距離は十分以上の適性を感じさせる。
対抗筆頭はリュウノシャモニー。54kg軽斤量で単勝6.7倍という評価は、人気順位の2位をうかがいながらもやや割安感を残している。直近4戦で4着3着4着5着と、決して華々しくないものの一貫性の高い成績を積み重ねており、本番への仕上がりが計画的に進められている兆候がある。長谷川蓮騎手との相性も良く、軽量での自分のペースでの競馬運びが期待できる一頭だ。
3番手・4番手候補では、レネガード(56kg)とオッハッピー(54kg)の軽量馬に注目したい。レネガードは直近3戦で3着4着7着と波があるものの、好走時の底力は侮れず、展開が向けば大きな異変も現実的。一方、オッハッピーはオッズ10倍と過小評価の可能性が高く、54kg軽量での先手奪取型の競馬が当舞台の短距離ダート特性に合致する可能性は十分ある。6月21日時点で4着を記録した実績もあり、好条件が揃えば穴をあける可能性を秘めている。
12頭という頭数の少なさから、レース全体は比較的ポジション取りが重要になるだろう。メガクローム人気の一本軸で流れても、軽斤量勢の先制攻撃に備える必要がある。メガクロームが優位であることは間違いないが、不測の展開にも柔軟に対応できる構図が理想的と言えよう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 9 | メガクローム | 単勝2.8倍の圧倒的人気。最近走は振るわないが、C2クラスでの実力の差は明らか。56kg満鉄の地力が買い |
| ○ | 1 | リュウノシャモニー | 54kg軽斤量で人気2位。近走は4着3着4着と安定感があり、本番を計った仕上がりが期待できる一頭 |
| ▲ | 3 | レネガード | 直近3戦が3着4着7着と若干波がある。ただし56kg負担でも力強さは健在。展開次第で唸る可能性 |
| △ | 5 | オッハッピー | 54kg軽量。オッズ10倍は過小評価の可能性。近走で4着を記録し、この体重なら好スターター候補 |
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