名古屋ダート1700mを舞台にした金風特別(A)は、12頭が集った中堅クラスの戦い。このレースの勝敗を左右するのは、1700mというやや長めの距離適性と、ここ数走の仕上がり状況の融合だ。人気上位3頭の単勝オッズは4.0~4.6と非常に接近しており、混戦の様相を呈している。
本命のパーフェクト(10番)は、単勝4.0で2番人気。直近3走で2つの勝利を挙げており、現在の出走は連勝からの6月16日以来の実績を積む試走といえる。57kgの斤量は同クラスの相応の責任重量だが、この馬の実績からすれば無理な負担ではない。丸野勝虎の乗り手も安定感があり、長めの1700mでの末脚を活かす展開が理想だ。
これに肉薄するのがアスタールテニウム(6番)で、単勝4.6の3番人気。直近2走の連続勝利は説得力があり、9月14日と9月2日の勝ち方も鮮烈だった。同じく57kgながら、連勝中という現在の調子の良さはパーフェクトと互角、あるいは上回るとも見える。今井貴大との関係も深く、短距離よりも1700mの長さが適性を引き出す馬として注視できる。
穴狙いとしてはバレアリックシー(9番)が見逃せない。単勝16.0で8番人気と評価は控えめだが、直近3走の成績は8着・5着・2着と最後の走りが上昇曲線を描いている。8月21日の2着という結果の質から、クラス内での位置は人気以上に高い可能性がある。また、同厩舎のユズノキ(8番)も53kgという軽量が武器で、先行力の高さから押し切りの展開次第では絡む余地も生まれる。テルケンレンスター(3番)も直近4走で安定した成績を残しており、展開次第では57kgの重さをものともしない脚質が機能しよう。
ノーブルアクト(4番)は単勝3.6で1番人気だが、直近の重賞級での着外が複数あり、このメンバーに対しての適性に疑問が残る。むしろパーフェクトとアスタールテニウムの2頭の連勝馬がこのレースの中心になると考えられ、その周囲をいかに捉えるかが的中のカギとなりそうだ。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 10 | パーフェクト | 単勝オッズ4.0で2番人気。1700m適性の高さ、直近の連続勝利で現在の仕上がりが最高潮。57kgの斤量も適正範囲内で信頼できる |
| ○ | 6 | アスタールテニウム | 直近2走で連続勝利。単勝4.6で3番人気だが、57kgの適切な斤量と連続した勝ちぶりから本命に肉薄する実力。過去の不安定さが課題 |
| ▲ | 9 | バレアリックシー | 単勝16.0で人気8位だが、直近3走で2着を含む好成績。57kgながら加藤聡一とのコンビネーション、差し脚の質が高い。軽視は禁物 |
| △ | 3 | テルケンレンスター | 単勝15.5で6番人気。57kgは重いが、直近4走で3着以内が3度。塚本征吾との相性も良く、中穴候補としての可能性を秘めている |
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