東京芝1800mに16頭が集結するアイルランドT。単勝人気は4倍台から80倍超と実に広い分布で、差し馬と逃げ馬、さらに中団勢がせめぎ合う混戦模様が予想される。距離適性と最近の勢いを軸に整理する必要があるレースだ。
単勝4.1倍の圧倒的人気を集めるカムニャックは、5月の着順2位から指数を上げ続けている。56kg斤量を背負うものの、直近5走で3勝と勝率の高さが顕著。川田騎手との相性も良く、東京1800mの距離感覚を掴んだ走りが見込まれる。単純な人気順ではなく、実績面でも本命の地位は揺るがない。
対抗はラヴァンダだ。6.1倍の2位人気ながら、8月の勝利から間隔が詰まるのが気になるが、同馬は逃げ馬気質で東京1800mの短めの距離を得意とする傾向がある。56kg斤量も大きな負担ではなく、横山和騎手の手綱で先制できれば、粘り強い脚で道中を支配する可能性が高い。カムニャックとの直線での差し合いで、どちらが抜け出すかが決着を分ける。
セキトバイースト、ジョスランと続く組み立てだが、セキトバイーストは6月の勝利から着順が悪化傾向。浜中騎手に乗り替わったことで脚質の改善を期待し、▲での評価とする。ジョスランはルメール騎乗で上位候補だが、1月の最終勝利から間隔が長く、5月8着と前走不振。復調過程での参戦となり、△での慎重な評価が適切だ。
全体としてカムニャックの逃げ切りか、ラヴァンダの差しか、それとも中団から突破する馬が出るか。頭数の多さと馬力の多角化が、波乱の可能性も秘めたレース展開を予感させる。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 16 | カムニャック | 単勝4.1倍で人気1位。川田騎手とのコンビ、56kg斤量でも直近5走で3勝。5月の着順2位から成長軌跡が明確 |
| ○ | 11 | ラヴァンダ | 6.1倍で人気2位だが、8月最近勝利から間隔が詰まり。56kg斤量での逃げ馬気質は東京1800mで利 |
| ▲ | 10 | セキトバイースト | 6.4倍3位人気。直近6月勝利と安定感あるが、中団どころか沈む傾向。浜中騎手の手綱で前への脚質改善に期待 |
| △ | 15 | ジョスラン | 7.0倍4位人気だが、1月最終勝利から7ヶ月。ルメール騎乗で好成績あるも、直近5月8着から復調過程の途上 |
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