名古屋ダート1500mのC15組は、12頭が出走する中程度規模のレースだ。単勝オッズを見ると3.3倍のクレセントゼファーが1番人気で、その後グランスプリント(4.6倍)、オーパパ(5.9倍)と続く。だが実力と人気のギャップを読む上では、直近成績と斤量配分に注目する必要がある。
本命はグランスプリントとした。2番人気という立場ながら、直近2走の2着・4着という着順の安定性は買いだ。特に10月14日の2着は決して離された成績ではなく、このメンバーであれば十分通用する。57kgという斤量を背負うが、阪野学騎手はこのクラスでの経験も豊かであり、指揮力に定評がある。調教師・植松則幸の準備が整っていれば、先行逃げ切りの構図も想定できる。
対抗はブリリアンスに設定した。先月29日の勝利が記録に残っており、これはこのメンバーの中では大きな実績だ。その後の着順は散っているが、クラスの変動による影響の可能性も高い。57kgの斤量は重めだが、望月洵輝騎手の落ち着き払った乗り方と、調教師・藤ヶ崎一の気性調整能力が歯止めになる。人気(4位)と実力のバランスが取れた選択肢だ。
穴馬はラブミーアゲインである。単勝9.2倍で5番人気という過小評価だが、直近3走の着順「3着・2着・3着」は極めて堅実だ。55kgという軽斤量に恵まれ、丸野勝虎騎手の自在な操り方も強み。短期で不安定な走りもあるが、この顔ぶれなら中位堅持から上昇の目はある。
最後に1番人気のクレセントゼファーについては、慎重な見方をしている。オッズ人気の先行感は否めず、直近の4着・5着は内容が明るくない。近走で好走が浮かぶのは8月18日の2着のみで、現状の調子では人気の3.3倍を妥当とは判断しがたい。このレースの展開次第では上がる可能性も否定しないが、本紙の軸足は別に置くべきだろう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 11 | グランスプリント | 単勝4.6倍の2番人気ながら、直近2走で2着・4着と安定感がある。57kg斤量を阪野学騎手が背負うことも信頼性が高い。 |
| ○ | 5 | ブリリアンス | 先月29日の勝利が大きい。57kg斤量は若干重めだが、望月洵輝騎手との相性と調教師・藤ヶ崎一の策が機能する可能性がある。 |
| ▲ | 7 | ラブミーアゲイン | 9.2倍で5番人気だが、直近3走で3着・2着・3着と着順の安定性が光る。55kgの軽斤量と丸野勝虎騎手の手応えで浮上余地あり。 |
| △ | 12 | クレセントゼファー | 1番人気(3.3倍)だが、直近成績は4着・5着・2着・2着と高が知れている。人気先行の傾向が強く、この顔ぶれでは過度な評価と判断。 |
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