昨年のブリーダーズカップ・クラシックを制したフォーエバーヤングが、今秋の連覇を目指すローテーションが決定した。矢作芳人調教師が発表したプランによれば、ジョッキークラブゴールドカップでの中距離戦を経由し、11月のBC・クラシック(ワシントンDC、ベルモント・パーク)への出走を予定しているという。同馬の陣営では、このローテーションを通じて秋の最大級レースへの完全な体調管理を狙う戦略とみられる。

前哨戦としてのJCGC

フォーエバーヤングのローテーションの要となるのが、JCGCでの中距離戦である。同レースは秋の大型レース前の重要な前哨戦として位置づけられ、同馬にとっては約3ヶ月ぶりとなる実戦復帰の場となる。矢作調教師は同馬の適性を踏まえ、この時期のレース選択を慎重に進めてきたとされる。JCGCでの走りが、秋のクラシック挑戦へ向けた最終チェックとなる見通しだ。同馬は前走後、坂路での調整を続けており、仕上がりは順調とのこと。

BC・クラシック連覇への課題

昨年の栄光を再現するには、国際舞台での対応力が重要となる。フォーエバーヤングは昨年、日本馬としての存在感を示したが、今年も同様の活躍ができるかは不透明な部分もある。海外馬との競争が激化する中での連覇達成は、日本競馬界全体にとっても大きな意義を持つレースとなるだろう。矢作師の調教術と、同馬の実力がどこまで通用するか。このローテーションを通じた体調管理が、秋の最終目標達成の鍵を握っている。

関連動画