ダート2冠を制した実力馬フィンガーが、海外のビッグレースへの挑戦を視野に入れている。8月22日に米国で開催されるパシフィッククラシックステークスへの参戦が有力視されており、その後のBCクラシックへの転戦も検討されているという。日本のダート競馬を代表する一頭が、世界の舞台での活躍を目指す動きが注目を集めている。

米国GⅠレースへの挑戦

フィンガーのパシフィッククラシックS参戦は、JRA馬が米国の一流レースで実績を積む貴重な機会となる。同レースはデルマー競馬場で行われる約2000メートルのダート戦で、北米を代表するダート重賞として知られている。日本馬が米国GⅠ級のダート競争に挑むケースは限定的であり、フィンガーのような国内で確実な実績を積んだ馬の参戦は、日本競馬の国際的な評価向上にもつながるとみられる。陣営がこうした大舞台での試金石を選択した背景には、馬の適性と調教体制への自信が伺える。

BCクラシック転戦の可能性

パシフィッククラシックSでの結果如何では、秋に開催されるBCクラシックへの転戦も視野に入っているという。北米ダート競馬の最高峰であるBCシリーズは、世界中から一流馬が集結する登竜門的存在だ。フィンガーが2つのGⅠレースに相次いで挑むシナリオが現実化すれば、日本ダート競馬界にとって大きな話題となるだろう。陣営の野心的なレース選択は、この馬の能力に対する高い評価を示唆しており、今後の国内外でのレース運びが大きな関心事となっている。

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