川崎ダート1400mの12頭立ては、人気馬を中心に波乱の可能性を秘めたレース構成である。単勝1.0倍台の圧倒的支持を集める馬がいない一方、2~3位人気の馬たちにも直近の成績ばらつきが見られ、展開次第で中位人気勢の台頭も十分考えられる。
最も注目すべきは7番テルケンユミミヅキである。斤量51kgという恵まれた負担で、直近4戦の内容は3着1着2着1着と極めて安定している。9月10日の着順3着は単なる敗北ではなく、上昇気流の過程と見做せる。軽い斤量で短距離向きの脚質を活かしやすく、このメンバー構成なら先行・差し双方での対応が可能になる。ダート1400mという距離も、瞬発力型馬には追い風となるはずだ。
対抗は11番アリハッピーとしたい。人気6位という評価を受けているが、直近は9月9日に1着、その前の8月20日も4着と上昇機運が明白である。ディープブリランテ産駒らしい底力があり、ここでの巻き返しは十分な説得力を持つ。9番ワンダーグリーは最新が2着で調子右肩上がりだが、56kgの斤量が足かせになる恐れが拭えない。
一方、人気1位のルージュリヴィエラは直近12着からの巻き返しが急すぎるのが懸念点。3位マッセダムールも8月の1着から先週6着への急落ぶりが不安定さを物語る。こうした人気馬の揺らぎが、中位人気馬への資金流出を促す展開となれば、レース全体の方程式は大きく変わってくるだろう。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 7 | テルケンユミミヅキ | 最近3戦で1着2着を記録。51kgの軽斤量で加速力が活きやすく、直近着順3着も上昇気流。安定感が◎ |
| ○ | 11 | アリハッピー | 直近2戦で1着4着。先月1着で好調継続中。人気6位だが信頼度高く、巻き返しの可能性十分。一考の価値 |
| ▲ | 9 | ワンダーグリー | 直近3戦で2着2着5着。最新は2着で調子上昇中。56kgの斤量は重いが、安定した競馬で上位圏内期待 |
| △ | 3 | マッセダムール | 人気3位ながら最近は浮き沈み。8月1着も先週6着に落ち込む。不安定さが気になるが人気に支えられる |
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